こんにちは! 平成接骨院です!
今回は胸郭出口症候群についてお話させていただきます。
胸郭出口症候群と聞いてピン!と来ない方もいるかもしれませんが、実はこの症状は現代人には該当する方が多い症状なんです!
なぜ?現代人に多く見られるのかというと、現代人の方の多くはスマートフォンやパソコンを日常的に使うことで姿勢が悪くなり発症してしまいます。
胸郭出口症候群の症状
- 腕の痺れ
- 肩や腕の痛み
- 手の感覚異常
- 腕や手の脱力感
原因とメカニズム
胸郭出口とは主要な神経、血管が通る肩や胸の通路のことです。
この通路を走行している腕神経叢と鎖骨下動脈が圧迫、牽引されることが原因で発症します!
これらの神経、血管は腕や手に繋がっているため症候が出ます。
胸郭出口症候群の種類
神経、血管が圧迫される場所によって3つに分類されます。
1.斜角筋症候群 前斜角筋と中斜角筋の間
斜角筋とは頸椎から第1肋骨と第2肋骨についている筋肉です。
斜角筋は前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋に分類されており、前斜角筋と中斜角筋の間を神経と血管が通っています。
この斜角筋が緊張したりすることで神経、血管を圧迫し起きるものが斜角筋症候群です
2.肋鎖症候群 鎖骨と第1肋骨の間
鎖骨と第1肋骨の隙間のことを肋鎖間隙といいます
肋鎖症候群は鎖骨が下がってしまうことで起こることが多く、なで肩の女性にみられやすいのが特徴です。
3.小胸筋症候群(過外転症候群) 小胸筋と胸壁の間
小胸筋とは胸の前にある筋肉で第3~5肋骨から肩甲骨の烏口突起という場所についています。
腕を横に挙げる動きをするとこの小胸筋が引っ張られて伸びます。
なので別名「過外転症候群」と呼ばれます。
※外転とは腕を横から上に挙げる肩の運動です。
胸郭出口症候群になりやすい人の特徴
◎首が長く、なで肩の方
◎デスクワークの方
◎腕を上げることが多い方
◎姿勢が悪い方
このような方達は神経と血管の通り道が圧迫される状態になるため、胸郭出口症候群になりやすいです。
※ただし男性の場合は筋肉質で首が短く、肩を良く動かす人にも発症しやすいと言われています。
当院では患者様の症状の状態によって適切な施術を行いますので、安心して足をお運びください。
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