こんにちは!皆さんは突然腰が動かせなくなる「ぎっくり腰」を経験したことはありますか?
一度なってしまうと日常生活に大きな支障をきたし、痛みで苦しい時間を過ごすことになります。今回は、ぎっくり腰の原因、発症時の対処法、そして予防のコツを分かりやすく解説します!

ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰とは、急に腰に激しい痛みが生じる症状で、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます。ヨーロッパでは「魔女の一撃」とも呼ばれ、突然の痛みで身動きが取れなくなる様子を表しています。主に以下のような要因で発症します。

• 重い物を持ち上げたとき・体を捻ったとき: 急な動きや負荷によって筋肉が一時的に炎症を起こすことがあります。

• 姿勢の悪さ、筋肉疲労、関節や椎間板へのストレス:長時間同じ姿勢で腰椎(腰の骨)や椎間関節へ負荷が加わったり、冷えによる筋肉の硬直で引き起こします。

ぎっくり腰になったときの対処法

ぎっくり腰を発症してしまった場合、焦らずに以下の方法を試してください。

  1. 安静にする
    痛みが強い場合は無理をせず、腰に負担をかけない姿勢で休むことが重要です。特に楽な姿勢は、膝を軽く曲げ、横向き又は仰向けがいいとされています。
  2. 患部を冷やす(発症直後)
    痛みが発生してから48時間以内は、炎症を抑えるために冷却パックや保冷剤をタオルに包んで当てるのが効果的です。
  3. 患部を温める(48時間以降)
    痛みが落ち着いてきたら、血流を促進するために温めると回復が早まります。

ぎっくり腰に対する当院での治療、アプローチ

ぎっくり腰は、自然に回復することもありますが、適切な治療を受けることで、痛みの軽減や再発防止を図ることができます。当院では、以下の治療、アプローチを通じて、ぎっくり腰の症状を改善します。

1.ハイボルテージ治療                               ハイボルテージ治療は、高電圧の電気刺激を用いて、深部の筋肉や神経、関節に働きかける治療法です。この治療により、痛みの原因となる炎症を抑え、筋肉の緊張を緩和し、早期の回復を促します。また、即効性があり、ぎっくり腰の急性期に特に効果的です。

2.鍼灸治療
鍼灸治療は、東洋医学の観点から経絡やツボに鍼を打ち、気の流れを整えることで痛みを和らげます。ぎっくり腰の場合、特に腰部の緊張を緩め、痛みを軽減するために用いられます。鍼灸治療は、炎症を抑えるだけでなく、体全体のバランスを整え、再発防止にも効果的です。

3.姿勢改善の指導
ぎっくり腰の再発を防ぐために、正しい姿勢や日常の動作についてアドバイスを行います。姿勢を改善することで、腰への負担を減らします。

ぎっくり腰を予防するために

ぎっくり腰は再発しやすい傾向があります。そのため、日頃の予防がとても重要です。

  1. 正しい姿勢を保つ
    座るときも立つときも、腰を丸めず背筋を伸ばすことを意識しましょう。
  2. 適度な運動と筋力トレーニング
    腹筋や背筋や聞き馴染みが無い方も多いかもしれませんが、腸腰筋(インナーマッスル)鍛えることで、腰への負担を軽減できます。
  3. 冷え対策を行う
    冷えは筋肉の硬直を引き起こすため、特に冬場は腰回りを暖かく保つことが重要です。
  4. 重い物の持ち方に注意
    重いものを持ち上げる際は、腰ではなく膝を曲げて持ち上げるようにしましょう。

急に痛みが走った、歩くことすらやっと、今日明日に仕事、用事がありどうしても動かないといけない。それ以外での腰痛がなかなか治らない方にも、姿勢不良の改善やマッサージ、鍼灸などでの症状改善を目指します。 体に関するお悩みをお持ちでしたら、是非当院までお越し下さい。

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