
ゴルフで腕・肘が痛い?その痛み、放っておくと危険!
今回は「ゴルフ中の腕・肘の痛み」について書いていきます。最近ラウンド後に腕がだるい、肘がピリッと痛む…そんな経験ありませんか?それ、ゴルフ肘(ゴルファーズ・エルボー)の初期症状かもしれません。
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⛳ゴルフで肘を痛める原因とは?
ゴルフでは、同じ動作を何度も繰り返します。特にスイングのインパクト時、腕や肘には強い負荷がかかっています。
以下のような要因が怪我につながります:
• 間違ったスイングフォーム
• グリップの握りすぎ
• クラブの重さが合っていない
• 急な打ち込み練習や打ちっぱなしでの打ちすぎ
• 十分なストレッチをしていない
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🦾ゴルフ肘・腕の怪我の主な種類

症状名
・ゴルフ肘(内側上顆炎)
症状 肘の内側に痛み(物を握って持った時や雑巾を絞った時)
原因 インパクト時の力のかかりすぎ スイングのしすぎ ・テニス肘(外側上顆炎)
症状 肘の外側に痛み(物を握って持った時や雑巾を絞った時)
原因 フォロースルーでの無理な動き ラケット、グリップの握りすぎ
・ 腱鞘炎
症状 手首〜前腕に痛み、こわばり、痺れ
原因 グリップの力み 練習のしすぎ
・上腕二頭筋の炎症
症状 二の腕〜肘に痛み(腕を挙げた時や物を持ち上げた時)
原因 無理なスイングや体の回転不足
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🩹怪我を防ぐポイント5つ
1. ラウンド・練習前のストレッチは必須
特に腕・肩・背中まわりをしっかりと。
2. グリップは「握る」より「支える」意識で
力を抜いてスムーズなスイングに。
3. クラブの見直しを!
重すぎるアイアンや合っていないシャフトが肘への負担になります。
4. 週に1~2回の休養日を作る
「打ちっぱなしの連日通い」は控えて。
5. サポーターを活用
痛みが出たら無理せずサポーター+アイシングを。
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🧎腕・肘の怪我予防に効果的なストレッチ&トレーニング
ゴルフ前後に行うことで、腕や肘のトラブルを予防できるストレッチ&トレーニングを紹介します。
🔹 前腕のストレッチ(手首~肘の柔軟性アップ)

|やり方:
• 片手を前に伸ばし、もう一方の手で指を軽く反らす
• 手首・前腕の内側が伸びていることを意識する
• 左右30秒ずつ
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🔹 肘まわりの回旋ストレッチ

|やり方:
• 肘を90度に曲げて、手のひらを上に向ける
• ゆっくりと手のひらを下に向けてひねる(肩を動かさず、前腕だけで)
• 10回×2セット
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🔹 壁押しストレッチ(肩・腕の連動性改善)

|やり方:
• 壁に手を当てて立ち、反対側の肩を外にひねるようにして体を回す
• 胸・肩・腕の前側が伸びるのを感じる
• 左右20秒ずつキープ
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🔶平成接骨院が行うアプローチ
🔸 痛みの改善
☑️ ハイボルテージ治療での痛みの緩和
☑️ 超音波治療で温熱療法による痛みの緩和と血流促進
☑️ 手技、鍼治療で固まった筋肉の血流を改善

🔸 クラブのスイングに必要な胸椎の動きの調整
✅ 胸椎の動きに関わる肩甲骨の可動域改善
✅ ハイボルテージによる運動アプローチ
✅ 姿勢改善で身体をニュートラルに

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▪まとめ
最後に:ゴルフは「長く楽しむ」が一番!
肘や腕の痛みは、ゴルフを続けたい人にとっては大敵。
でも、正しい知識と予防でほとんどの怪我は防げます。
痛みがある方はまず無理をせず、フォームや練習量を見直すことが第一歩。
そして、いつまでも元気にゴルフができる体を大切にしていきましょう!