
こんにちは。今回は「大腿四頭筋の肉ばなれ」について詳しく解説します。
スポーツ中や日常生活の中で、太もも前側に突然の痛みを感じたことはありませんか?
それは「大腿四頭筋の肉ばなれ」かもしれません。
適切な対処をしないと、回復が長引いたり再発することもあります。この記事では、肉ばなれの基本知識から応急処置、治療、予防方法までをわかりやすくお伝えします。
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■ 大腿四頭筋とは?

大腿四頭筋は、太ももの前側にある4つの筋肉の総称です。
• 大腿直筋
• 外側広筋
• 内側広筋
• 中間広筋
これらは、膝を伸ばしたり、走る・跳ぶ・立ち上がるなど、日常生活でも頻繁に使われる重要な筋肉です。
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■ 肉ばなれとは?
肉ばなれ(筋挫傷)とは、筋肉の一部が無理に引き伸ばされたり強く収縮したことで、筋線維が部分的または完全に切れてしまう状態です。
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■ 主な原因
大腿四頭筋の肉ばなれは、以下のような要因で発生することが多いです。
- 準備運動不足
- 筋疲労の蓄積
- 急な動作(ダッシュ、ジャンプ、急停止など)
- 柔軟性の低下
- 寒さで筋肉が硬くなっているときの運動
スポーツ選手だけでなく、普段運動していない人が突然身体を動かしたときにも起こる可能性があります。
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■ 症状の特徴
大腿四頭筋肉ばなれの症状は重症度によって異なりますが、主に以下のような特徴があります。
• 太ももの前側に鋭い痛み
• 動かすと痛む(特に膝を伸ばす動き)
• 腫れ、内出血
• 重症になると筋肉のへこみやしこりを触れることも
▼ 重症度の分類
肉ばなれは損傷の状態によって重症度が変わります。
程度 損傷内容 症状 回復期間の目安 1度 微細な筋繊維の損傷 軽い痛み、歩行可能 約1〜2週間 2度 筋繊維の部分断裂 強い痛み、歩行困難 約3〜6週間 3度 筋肉の完全断裂 激痛、歩行不可 2か月以上
■ 応急処置「RICE処置」とは?

肉ばなれを起こした直後は、すぐに適切な応急処置を行うことが重要です。基本は「RICE処置」。
• R(Rest):安静(患部を動かさないように固定する)
• I(Ice):冷却(患部に20分から30分行う)
• C(Compression):圧迫(血行障害や神経障害を起こさないよう注意)
• E(Elevation):挙上(心臓よりも高い位置に患部を上げる)
これにより、腫れや出血、痛みを最小限に抑えることができます。
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■ 大腿四頭筋肉ばなれの治療
肉ばなれは、問診や触診、必要に応じて超音波検査やMRIで症状の程度を診断します。
一般的な治療の流れ
- 急性期(受傷後〜3日)
アイシングと安静を徹底。必要に応じて松葉杖やサポーターを使用。 - 回復期(数日〜数週間)
腫れや痛みが引いてきたら、ストレッチや軽い運動療法を開始。 - リハビリ期(3週間〜)
筋力トレーニングやバランス運動を通じて、筋力や柔軟性を回復させていきます。
重度の場合は、手術による修復が必要になることもあります。
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■ 再発を防ぐための予防法
肉ばなれはしっかりとしたケアを施さないと再発を繰り返してしまう疾患です。
肉ばなれを繰り返さないためには、以下のような対策が効果的です。
• 運動前のウォーミングアップを丁寧に行う
• 太もも前後(大腿四頭筋とハムストリング)のバランスを整える
• 日頃から太もも周りの筋肉の柔軟性を高めるストレッチを行う
• 疲労を溜め込まないようにする(睡眠・栄養・水分補給)
特にスポーツを行う方は、正しいフォームでの運動や、身体の状態に合わせたトレーニングを意識することが重要です。
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■ 平成接骨院でのアプローチ
✅ 超音波治療で痛みを軽減し、組織の修復を促進
✅ 不良姿勢(巻き肩や反り腰)を正して、下半身への負荷を軽減
✅ 股関節を調整し、下半身の動きをニュートラルに
✅ 仕事やスポーツへの復帰に向けた運動指導

■ まとめ
大腿四頭筋の肉ばなれは、誰にでも起こりうるケガです。しかし、初期対応と適切な治療・リハビリを行えば、多くの場合は問題なく回復します。
再発しないためにも、予防を意識した日常生活や運動習慣が大切です。
少しでも違和感を覚えたら、無理せず医療機関を受診しましょう。
当院では、お一人おひとりの症状に合わせた施術を行っています。
「太ももの前側が痛い」「肉ばなれの再発を防ぎたい」方は、お気軽にご相談ください!
この機会にワンコインで当院の施術を体験して下さい!!大腿四頭筋肉ばなれ以外の部分での痛み、歪み、慢性疲労等 お困りのことがあれば是非当院までご相談下さい!

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